2024.12.24

グループ代表が語る ―― ホールディングス化と社名に込めた思いとは

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    このたび当グループは各事業の更なる発展を目的として、令和6年7月29日にホールディング会社「株式会社ファンネクストグループ」を設立いたしました。今後、株式会社ファンネクストグループはグループ全体最適の観点での経営方針及び戦略を策定するとともに、グループ事業会社の管理を行う役割を担って参ります。

    ホールディングス化した理由や、「株式会社ファンネクストグループ」の社名の由来について、グループ代表の岸本にインタビューを行いました!

    01 ホールディングス化の理由

    ―――「ホールディングス化」した理由は何ですか?

    ホールディングス化した理由①「権限の移譲」

    理由はいくつかありますが、1つ目の理由は、権限の移譲です。 全体の社員数が200名を超えてきて、私自身がそれぞれの事業に対して深く入っていくことや、時間を注いでいくことが現実的に厳しくなってきたんですよね。次のステップとしては、経営者の私自身が、 全ての事業を見ていくというよりも、「責任を持って経営に関わってもらえるようなメンバーを、各事業部で育てていきたい」、「そういうメンバーを増やしていきたい」という思いが、ホールディングス化するきっかけとなりました。

    ホールディングス化した理由②「体制を整えるため」

    最初に創業したネクストリンクが、メイン事業と合わせて親会社の機能を担っていて、実はもう数年前からホールディング会社のような体制になっていたんですよね。今後の事業拡大に向け、会社として体制を整えていく必要があると感じたことが、ホールディングス化した2つ目の理由です。

    ホールディング会社(株式会社ファンネクストグループ)に関しては、事業会社を支援していくバックオフィスとして、“攻めの経営企画本部”、“守りの管理本部”、 そして「人」が何よりも大切な私たちの事業において、最も重要な“HR戦略本部”。各事業会社の事業がスケールアップしていくために、3つのバックオフィス機能を中心に支援を行うという、良好な関係図を作るためにホールディングス化しました。

    ホールディングス化した理由③「各事業会社のカルチャーを守るため」

    それぞれの事業会社が自分たちのカルチャーで、事業に合った組織・会社づくりをしていってほしいです。頑張ったメンバーへ利益をしっかりと還元できるように、事業会社として透明性を持った経営をしていきたいと考えています。
    今後も各事業会社の代表は私が兼任しますが、将来的には各事業会社のメンバーの中から、 経営を引っ張っていく役員や、次期社長候補が出てくることを望んでいます。

    ホールディングス化した理由「事業拡大」

    今後、店舗ビジネスに関しては、5つの事業ブランドをつくっていくこと、BtoB事業に関しては、クリエイティブ以外での事業の拡大を考えています。今ある事業会社はもちろん大切ですが、ホールディング会社になったからこそ、新しいブランドづくりや、新規事業開発など、グループ会社を大きくしていくチャレンジに注力したいと思っています。

    02 社名の由来

    ―――いろいろな理由があって、ホールディングス化する決断をされたんですね
       ちなみに、「株式会社ファンネクストグループ」の社名の由来は何ですか?

    ホールディングスに相応しいワードとして、 私たちは「Fun -ファン-」を選びました。
    もちろん、お客様やお取引先様の“ファン”を増やすという意味合いもありますが、私たちが掲げているパーパスである「ココロ動かす、感動を。」に基づいて、楽しんだ仕事をしていこうという思いがあります。“社会に感動体験を広げていく、楽しむことで次に繋がる”という意味を込めて、「ファンネクストグループ」と名付けました。

    ちなみに、事業会社を全て同じ社名に統一することも選択肢の1つとして考えましたが、事業会社名は変更しませんでした。理由としては、やはり「事業会社のカルチャーを大事にしていきたい」という思いが強かったからです。そのため、ホールディング会社の社名だけを新しく作りました。

    03 今後の展望

    ―――最後に、今後の展望を教えてください

    既存のブランドを大切に育てながら、今後も新しいブランドを展開していきたいと考えています。新しいブランドにチャレンジして、中長期計画にもある「自分たちが自信を持ってお客様に提供できる“5つのブランドづくり”」を実現したいです。そのために、アイラッシュ・ネイルとは異なるサービス・業態にもチャレンジしていきたいと考えています。

    BtoBビジネスで考えているのは、自分たちが店舗づくりをしている中で「こういう家具があればいいのに」と思うことがあるので、 店舗家具の開発には興味があります。また、デザイン・クリエイティブのみならず、当社ではマーケティングやブランディングの支援もできるのではないかと思っているので、そのような領域にもチャレンジしたいですね。
    自分たちが、BtoCの店舗ビジネスをしてる中で抱える課題や問題があるので、恐らく他社にも、そういった課題があるのではないかと思っています。店舗ビジネスを展開する、様々な企業様の問題解決サポートができるようなBtoB事業に新しくチャレンジしていきたいと考えています。

    もちろん売上・利益も大事ですが、会社としては「一緒に働く仲間を増やす」ということも、KPIにおいて非常に重要な項目と考えています。来年(2026年度)の新卒が入社すると、社員数が約300名になる見込みなので、将来的には500名、1000名と、 一緒に働く仲間が集まるグループ会社にしていきたいという風にビジョンを掲げています。

    最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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