2025.06.13

育児もキャリアも諦めない――ママ社員が語る、産休・育休復帰後のリアルとこれから

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    「育児をしながらも、自分らしいキャリアを築ける環境はあるのか?」そんな不安を抱える方に向けて、今回は実際に産休・育休を経て、この春から職場復帰した宮内さんと本田さんにお話を伺いました。現在は本社に週5日・時短勤務で出社しながら、仕事と育児の両立に挑戦されています。復帰後の本音や、実際の働き方について語っていただきました!

    白石(広報):復帰おめでとうございます!まずはじめに、お二人の復帰前・復帰後のポジションをお聞かせいただけますか?

    宮内:私はもともとアンジェリカミッシェルの事業部長を務めていましたが、約3年の産休・育休を経て、事業副部長として復帰しました。事業部長の押田さんとともに、ブランドの成長戦略の立案やチームマネジメントなど、アンジェリカミッシェルの運営に携わっています。

    本田:私は産休・育休前と同じく、教育担当として復帰しました。現在はマニュアルの作成や改訂に取り組んでいて、今後は入社研修や技術チェックなどにも携わっていく予定です。

    私たちが抱えていた“正直な不安”

    白石(広報):復帰されてから約2か月が経ちましたが、復帰にあたって不安に感じていたことはありましたか?

    宮内:正直なところ、不安しかなかったですね。一番不安に感じていたのは、やっぱり子どもの体調不良です。息子の保育園入園と同時に私も復帰したので、「慣れない環境で子どもが熱を出したらどうしよう」「急なお迎えやお休みで会社に迷惑をかけてしまうのでは」と、ずっと心配していました。私の場合は年子で2人出産しているので、体調不良のリスクも2倍。いつ体調を崩すかわからない子どもがいる状態で復帰するのは、本当に不安だらけでした。

    事業副部長というポジションをいただけたことはとても嬉しかったですが、もともと事業部長を務めていたからこそ、自分が休むことでどれだけ現場に負担がかかるかもわかっていたので、それも不安の一つでした。

    本田:私も全く同じで、子どもの体調不良が一番心配でしたね。あとは家事・育児と仕事の両立で体力が持つのかも不安でした。でも実際に復帰してみると、正直体の疲労感はありますが、気持ちはリフレッシュできていて、意外と仕事が息抜きになっていると感じています。

    育児と仕事の両立で学んだ、“頼る”ということ

    白石(広報):育児と仕事の両立で、意識されていることはありますか?

    本田:自分のキャパシティをしっかり把握するようになりました。子どもを産む前は、仕事が好きすぎるあまり、時間も気にせずにずっと働いていたのですが、やっぱり子どもがいるとそうはいかなくて。以前は「全ての業務を自分でこなす!」という気持ちでやっていましたが、今は物理的に難しいこともあるので、できないことは素直に人に頼るようにしています。

    白石(広報):一緒に働く仲間としても、最初から頼ってもらえた方が余裕を持って動けるので助かります!無理せず、お互いにフォローし合いながらやっていきましょうね。

    柔軟な働き方で叶える、復帰後の活躍

    白石(広報):育児と仕事を両立するなかで、働きやすさを実感しているポイントはありますか?

    宮内:柔軟な働き方ができることや、子育てに対して会社の理解があることは、本当にありがたいと感じています。仕事が大好きで、出産前はまさに“仕事人間”だった私にとって、復帰後も裁量をもって働ける環境があることは、とても恵まれているなと思います。

    子どもの体調不良で急にお休みをいただいたり、在宅勤務をさせていただくこともありますが、その分「限られた時間の中で自分に何ができるのか」「どうやって会社に価値を提供していくのか」を、以前よりも深く考えるようになりました。この環境に甘えることなく、より一層責任感をもって貢献していきたいと思っています。

    白石(広報):宮内さんの仕事ぶりを尊敬しているメンバーはとても多いですし、まったくブランクを感じないです!会社が柔軟に対応できるのも、宮内さんや本田さんへの信頼があってこそだと思います。

    “ママでも活躍できる”――育児もキャリアも諦めない働き方の実現へ

    白石(広報):最後に、今後の展望をお聞かせいただけますか?

    本田:今はトレーナーとしてスタッフを育てる役割が中心ですが、機会があればパラジェルフェスなどの外部コンテストにも挑戦してみたいと思っています。そこで入賞して、「ママでもやれるんだぞ!キャリアもスキルアップも諦めなくていいんだよ!」という姿をスタッフに見せたいです。

    復帰後のキャリアって、不透明に感じる方も多いと思うんですよね。だからこそ、育児もキャリアも諦めなくていい。ママでもバリバリ働けるし、もっと可能性を広げられることや、選択肢があることを知ってほしい。その背中を私が見せていきたいなと思っています。

    白石(広報):素敵な目標ですね!本田さんが実際に挑戦している姿を見せてくれることで、後輩たちも「自分もやってみよう」と思えるはずですし、きっと心強い存在になると思います。

    宮内:私は、技術者として働くスタッフが、今よりもっと働きやすい環境をつくっていきたいです。私自身、産休・育休を経て復帰し、理解ある環境で働かせていただいているからこそ、店舗のスタッフにもライフステージに合わせた柔軟な働き方ができるようにしてあげたいと思っています。

    現在も産休・育休はもちろん取得できますし、時短勤務で復帰することもできます。ただ、店舗はお客様相手の仕事なので、やっぱり難しい部分もあって…。急に子どもの体調が悪くなってお休みしなければならない時は、代わりのスタッフが調整の連絡をしたり、施術をする必要が出てきます。その負担や気まずさから、辞めてしまうスタッフもいるのかなと感じていて。全員が気兼ねなく働ける環境をつくるためには、まだまだ課題が多いのが現実ですが、少しずつでも環境を整えていきたいと思っています。

    せっかく素晴らしい技術を持っているのに、育児を理由にこの仕事を諦めてほしくない。そんな思いで、これからも事業副部長としてできることに取り組んでいきたいです。

    白石(広報):そうですね、まさに女性が多い会社としてしっかりと向き合っていくべきテーマだと思います。これからも一緒に、より良い環境をつくっていきましょう!

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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